Name
Mail
URL
icon
99
Pass
*編集・削除用(任意:英数字4~8文字)
Subject
絵文字
画像添付
たぬきねこ
URL

阪大植物探検隊レポ その1

0 2016/10/13 (Thu) 11:54:52

さる10月8日(土)、大阪大学21世紀懐徳堂主催「植物探検隊@秋の待兼山周辺」講座に参加してきました。

21世紀懐徳堂については次のサイトをご参照ください。(※以前レポしました「英国料理」の講座もこちらと大阪ガスさんの主催でした)
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/about

この催しは春と秋の年2回開催され、今年で8年目となる、大変人気の講座だそうです。
当日は雨の予報に反しやや蒸し暑い薄日の中、長袖に帽子、リュック、スニーカーのいでたちで家を出発。蜂除けのため白っぽい服装でと事前案内をいただきました。

大阪モノレール柴原駅すぐの阪大柴原入り口から集合場所の修学館(総合学術博物館)へ、徒歩約20分(すごく遠く感じましたが、案内板がほうぼうにあり迷わず行けました)。到着したときには汗びっしょり。
この博物館にはかの有名なマチカネワニの化石が陳列され、無料で見学できます。地元なのでいつでも来れるとの思いから今まで足を運んだことはありませんでした。

キャンパスには学生さんのほか犬を散歩させたおじさんやギンナンを拾いに来たおばあさんの姿も見られ、なかなか良い雰囲気でした。

午後1時半出発、簡単なオリエンテーションと博物館の見学後、講師の栗原佐智子先生(大阪大学21世紀懐徳堂招へい研究員、大阪大学出版会『キャンパスに咲く花』編著←画像参照)のお話を伺いながら約20名ぞろぞろと繰り出しました。

http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/events/2016/shokubutu2016autumn

待兼山はイノシシ出現のため残念ながら入れず、阪大坂から中山池をぐるっと周り周囲の植生を観察しました。
たぬきねこ

アリスのままで

0 2016/02/19 (Fri) 17:05:02

先日レンタルした映画です。
主演のジュリアン・ムーアの演技がとにかく素晴らしい。
本作でアカデミー主演女優賞をとったとあとで知り、納得しました。

原題はStill Alice。
本のタイトルは「静かなアリス」とstillを形容詞に訳し、映画では副詞に訳しています。
詳しく調べていないのでどちらが原作者の意図なのか不明ですが、両方の意味が含まれているようにも思います。

主人公は大学講師でジョギングに励む美しい女性。
頭も切れ、スタイル良く、料理も上手。
ときどき物忘れして言葉が出てこないことがあります。
でも加齢のせいと深刻に考えず、受診して医師の質問に答えるときも余裕たっぷりです。

あ~~これ今のたぬきねこと同じ。受診こそしていませんが。
ある言葉がのど元まで出ているのに、どうしても思い出せない、その言葉の概念がはっきり思い浮かんでいるのに…というのをしょっちゅう経験しています。
だから、同時通訳を職業にされている方を尊敬してしまいます。
英語力を別としても、日本語の単語が出てこないと話になりませんから。

映画に戻ると、医師から簡単な質問の間に雑談が交わされ、その後いくつか質問をはさんでから先ほどの雑談の内容について聞かれます。
しかしアリスはそれに答えることができません。

このシーンはかなりショックでした。
一種の抜き打ち記憶力テストのようなもので、不意をつかれたらどぎまぎしてしまいそうです。

さて、若年性の認知症と診断されたアリスはなかなか現実を受け入れることができません。
しかも娘の一人にこの疾患のDNAが遺伝していると判明して非常なショックを受けます。

その後、最初のショックが収まり徐々にアリスは病気を受け入れて、患者の会で感動的なスピーチをするまでにもなるのですが、いっぽうで病気が進行したときに備えて多量の睡眠薬を準備します。
(幸い、使われるには至りませんでした)

病状が進むにつれ、あんなにおしゃれだったアリスが服装に無頓着になり、化粧もせず、表情がうつろになります。
この変化の描写が胸に迫りました。
しかし悲しいだけの映画ではありません。
終盤、反発していた娘と和解し、運命のすべてを受け入れたかのような穏やかなアリスの微笑みに涙がとまりませんでした。

劇中、アリスが「癌だったらよかったのに」と叫ぶ場面があります。
皆同情してくれる、万一治る可能性だって。。。
このセリフには共感を覚えました。

実際に認知症患者の介護をされた方にはきれいごとしか描かれていないと反発があるかもしれませんが、お勧めしたい映画です。
たぬきねこ

クリスマスの12日

0 2015/12/29 (Tue) 20:11:06
Twelve Days of Christmasというクリスマスソングがありますが、クリスマスのお祝いは本来12月25日に始まって1月5日まで続きます(忙しい現代ではそうもしていられませんが)。
https://www.youtube.com/watch?v=oyEyMjdD2uk

この歌はクリスマスソングのなかでは宗教色が無いことから、米国では学校で歌うのに適しているとされているようです。
うろ覚えですが、ブラッドベリの短編で取り上げられていました。

日本では25日を過ぎるとどの店もクリスマス色を一掃し、お正月の飾りに変えてしまいますが、当然のこととはいえちょっぴり残念です。
たぬきねこ

映画「ジェーン・エア」

0 2013/06/18 (Tue) 01:23:14

昨日の勉強会で少し触れた、映画Jane Eyreの疑問が解けました。

DVDに入っていた予告編にはロチェスタ氏がジェーンに「夢を見ていたのだろう」というセリフがあるのに、本編にそれらしいシーンがなかったのです。
公開時にカットされていたようです。

他のカットされたいくつかのシーンも、Youtubeのサイトで"Jane Eyre 2011 Deleted scene"で検索いただくとご覧になれます。

http://www.youtube.com/watch?v=NuWwJyX3XMQ&feature=player_detailpage


さて、ご存知の通りこの小説は何度も映画化されています。

子どもの頃にテレビで見た白黒映画は1943年の作品で、オーソン・ウエルズがロチェスタ氏、ジョーン・フォンテーンがジェーンを演じていました。
エリザベス・テーラーがジェーンの親友ヘレンを演じています。

1970年度のスザンナ・ヨークとジョージ・C・スコット出演映画は映画館で見ました。
同じころ「嵐が丘」も公開されていて、私はそちらのほうが面白かったです。
ヒースクリフを演じたティモシー・ダルトンが野性的でほんとにかっこよかったんです
(画像をごらんください)

この俳優さんは1983年のテレビドラマでロチェスタ氏も演じました。
これも視聴しましたが、ジェーンを演じた女優さんが老け顔の方で魅力がなくて残念でした。

さて、2011年度版の映画でロチェスタを演じているのがマイケル・ファスベンダーという大変ハンサムな俳優さんです。
ジェーンに「僕は美男子かい?」と聞くとジェーンが思わず「いいえ」と答えてしまうシーン、そこはyesでしょうと思わずつっこみたくなりました。

「プロメテウスという映画で彼は「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥールが好きで外見も似せているという、ハンサムなアンドロイドを演じていました。

ジェーンを演じたミア・ワシコウスカは若々しくて適役だったと思います。


たぬきねこ - Re:映画「ジェーン・エア」 2015/12/28 (Mon) 21:03:17
この映画主演のミア・ワシコウスカは英国人だと思っていましたが、オーストラリア出身とのことです。
私はこの人と「わたしを離さないで」などに出演したキャリー・マリガンと混同してしまっていました。なんとなく雰囲気が似ているように思うのですが…
ロチェスタ役のマイケル・ファスベンダーとキャリーは「シェイム」という映画で共演しています。
たぬきねこ - Re: 映画「ジェーン・エア」 2014/06/19 (Thu) 21:31:26 URL
遊さま、興味深い情報をありがとうございます。
家庭教師と雇い主の結婚というと「サウンドオブミュージック」もそうですね。こちらはずいぶん明るい話だったように思います。
遊 - Re: 映画「ジェーン・エア」 2014/06/03 (Tue) 21:32:33
いろいろ書き込まれていたのに開かずにいてすみませんでした。白黒映画のジェーン・エアも見ましたが、最新作はよかったです。私はジェーン・エアは好きなのですが、嵐が丘のような展開になっていないのが不満でした。時間的経過でだらだらと書かれているようだし、最後にロチェスターと再会した後、目の治療に成功したり子供が生まれたりといったハッピーエンドは蛇足でいらないと思っていました。それをフクナガ監督はバッサリ切ってくれていたし、経過的な描き方もひっくり返して、ジェーンの人生にとって決定的な決断(天涯孤独のジェーンが初めてであった最愛の人から自ら去っていく)から映画をスタートして、過去のことは彼女の強さ(身を寄せている叔母を非難して自分の意志で孤児院に行くなど)を知る上で必要な程度にちょっと触れただけでしたよね。またロチェスターの妻を悪魔的ではなく美しく悲劇的に描いてあったのもうれしかったです。監督は「サルガッソーの広い海」を読んでいると思います。この映画に出てくる、結果ジェーンのいとこだとわかった牧師を演じているのは「リトルダンサー」(大好き!)を演じた子役ですね。可愛い顔ではなかったから俳優になっていたのは驚きでした。キャリー・フクナガ監督はすごいです。「闇の列車・光の旅」もよかった。めちゃくちゃハンサムだし(関係ないかも)。次の映画は何か、楽しみです。
たぬきねこ

実務翻訳入門講座レポート1

0 2015/11/19 (Thu) 17:37:17

15日に開催した実務翻訳入門講座の報告です。
私たちはほぼ毎年、すてっぷ助成金事業を利用して市民の方々対象に講座を開催しています。
講師の先生は毎回変わりますが、今年はILC国際語学センターで実務翻訳を指導されている柴沼幸子先生にお越しいただきました。
2時間という限られた時間の中でほぼ素人の皆さん相手に翻訳の基礎について指導いただくという、非常に難しい注文に快く応じて下さった柴沼先生に心より感謝申し上げます。
当日参加者はメンバーを含めると30名を超えました。定員20名とチラシに記載していましたが、予想以上に申し込みが多く、やむを得ずお断りした皆様に深くお詫び申し上げます。
たぬきねこ

You've got mail!

0 2015/10/26 (Mon) 16:59:00
すっかり秋も深まってきました。
この季節になると見たくなる映画が標題の映画「ユー・ガット・メール」です。
"Don't you love New York in the fall?"
(ニューヨークの秋ってすてきだと思わない?)という劇中のセリフにかぶさるようにクランベリーの名曲"Dreams"が流れ、都会の風景が映し出されます。足元には枯葉が舞い、カサコソいう音も聞こえてきそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=Yam5uK6e-bQ&list=PL44FE6A0A38521B33&index=1

当時ビデオ(その後DVDも)を購入し、繰り返し繰り返し観たこの映画ですが、2001年の911以来、長い間観る気にならなかったのです。
あの惨事を経験した後では(といってもテレビで見ただけですが)この映画のニューヨークは現実離れした世界としか思えませんでした。
でも今年は久しぶりに観返してみようと思います。

主人公は街角の小さな児童書店を経営しています。
収穫祭やクリスマスを経てついにディスカウント書店に負けて店をたたむ羽目になるのですが、双方の書店の描かれ方が、本好きな人にとっては興味深いことでしょう。
「赤毛のアン」やロアルド・ダールなど、有名な児童書も登場します。
こんど観る際は書名にも注意してみようと思います。
たぬきねこ

フェミニズム童話とセーラームーン

0 2015/08/19 (Wed) 18:08:52

前回の投稿から日がたちました。

最近の私たちは、エセル・J・フェルプス(Ethel Johnston Phelps)さんが編集した世界のフェミニズム童話集"The Maid of the North"という本をテキストに翻訳の勉強をしています。
この本もOBOS同様、本田敏子先生に紹介いただきました。

世界各地の、かしこくて勇敢な女性が活躍する民話が収録されています。日本のおばあさんが活躍する民話も取り上げられています。(これについては後日触れたいと思います)

一般にお姫様物語というと、美しいが不幸せなヒロインが王子様(Prince Charming)に助けだされて結婚し幸せになるというストーリーを思い浮かべると思いますが、この童話集に登場するお姫様たちは自分の知恵と勇気で苦境を乗り切り、幸せをつかむのです。

それで連想されるのが「セーラームーン」の漫画とアニメです。
私はこのお話は画期的なフェミニズム漫画といっても過言ではないと思います。
主人公の両親が共働き(確かお母さんは宝石デザイナー)という設定も目新しいものでした。
サザエさんはもちろん、ドラえもんもちびまるこちゃんもクレヨンしんちゃんもお母さんは専業主婦で、だいたいは家にいます。
(米国の専業主婦の代表のようなブロンディでさえケータリングの仕事をはじめましたが)
働く母親が普通に描かれた子供向けのお話が増えていってほしいと思っています。

たぬきねこ

米国OBOSウェブサイトの紹介

0 2015/06/11 (Thu) 15:12:01
私たちが訳している本は、女性の自立自助がテーマの"Our Bodies, Ourselves (からだ、私たち自身)"という分厚い本です。
タイトルが長いのでOBOSと訳しています。

いままでにこの中から「更年期の私たち」「高齢期」「女性に対する暴力」の章を訳し、冊子を作成してすてっぷなどで配布しました。ファーストステップのメンバーが月に2回集まって訳文を検討し、こつこつまとめあげたものです。
単に日本語に置き換えるのではなく、日本の実情や私たちの身近な問題に照らし合わせ、時に体験談を語りあったりして、本の内容を読み解いています。

嬉しいことに、米国OBOSのウエブサイトのGlobal projects(国際的な取り組み)の日本のページで、ほんの数行ですが私たちの活動が紹介されていました。

http://www.ourbodiesourselves.org/global-projects/japan-shokado-womens-bookstore/

このところ私たちは別のテキストの翻訳に取りかかっていますが、改めてOBOSを通しての世界とのつながりを実感した次第です。
たぬきねこ

無題

0 2015/06/02 (Tue) 21:17:08
テンプレートを更新してみましたがいかがでしょうか。
投稿されるときは、上の「新規投稿」というアイコンをクリックしてください。
個人情報の書き込みはご遠慮ください。
たぬきねこ

多和田葉子さん朗読とフリートークのお知らせ

0 2015/04/08 (Wed) 10:13:53
来週(4/14)火曜日、阿倍野図書館でドイツ在住の作家、多和田葉子さんの朗読とフリ
ートークが開催されます。
17時から18時半申し込みは12日まで。
詳しくは下記サイトをご覧ください。
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joxktx55l-514

または
http://www.goethe.de/ins/jp/ja/osa/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=2
0498162

以下は紹介文です。

大阪ドイツ文化センターでは、ドイツの移民受け入れによって多様化する文化シーンを
紹介すべく、「移民」「多文化共生社会」をキーワードに2015年度の文化イベントを展
開していきます。その一環として、ドイツ在住の日本人作家、多和田葉子さんを大阪に
むかえ朗読イベントを開催します。

彼女の暮らすベルリンの社会は、移民や外国人労働者、アーティスト、観光客で溢れ
かえり、様々な言語や食べ物、文化が日常的に飛び交います。その多文化社会に暮らす
アーティストたちが、ドイツとそれぞれの抱える文化背景を融合させて生み出す作品は
、新しい形のドイツ文化として注目を集めています。
日本語とドイツ語で執筆活動を行い、ドイツ国内外でドイツ語の作家として朗読を行
う多和田さんが、多様化するベルリンの社会をどのように受け止め、かみ砕き、自身の
活動に吸収しているのか、作品朗読とフリートークを通して紹介します。

(以上)
[ e:349][ e:442][ e:446][ e:454][ e:456][ e:786][ e:451][ s:472D][ s:472E][ s:4731]
[ e:731][ e:732][ s:4740][ s:4741][ e:51][ e:265][ e:266][ e:262][ s:4F4F][ s:453D]
[ s:4F34][ s:4532][ s:4F32][ e:45][ e:219][ s:4F62][ s:4540][ s:4763][ s:4766][ s:4767]
[ s:476A][ s:4769][ s:476B][ s:4768] [ s:476C][ s:476D][ s:4538][ s:504E][ s:473E][ s:473D]
[ s:4F2D][ s:512B][ s:5151][ s:4526][ s:4528][ s:452B][ s:4775][ s:453C][ s:453A][ s:453B]